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橋本記事の参考文献 【10】 狂い咲き

Posted by 独虚坊 慥調


本当にいつまで続く橋本記事の参考文献、
今回は、【2】のイントロで引用した川野彰子 『狂い咲き』 です。
1964年刊 『廓育ち』 所収。私は京都府立図書館の蔵書で読みました。写真はコピー。
川野彰子は、田辺聖子の「カモカのおっちゃん」こと川野純夫の、死別した前妻。
この本の表題作などが直木賞候補になるも、残念ながら早世しています。


『狂い咲き』 には、京都中心部の廓でいびり倒された女が、
逃げ出した末に 「片田舎」の「離れ島のような遊廓」である橋本へ流れてくるシーンあり。
といっても、話の舞台は基本的に京都であり、橋本の記述は割と少なめ。
橋本云々を抜きにしても、いわゆる「エゲツない」内容で充分読ませる作品ですが。


ただ、遊廓廃止直前の橋本の雰囲気みたいなのは、感じられるかも。
山崎との舟運が現役だったことを示す下りも登場。あ、新京阪とは、今の阪急。

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