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橋本記事の参考文献 【7】 全国遊廓案内

Posted by 独虚坊 慥調


橋本記事の参考文献 、今回は『全国遊廓案内』です。
1930年 = 昭和5年、日本遊覧社から出された、文字通りの遊廓ガイド。
原本は当然絶版というか、日本遊覧社自体が行方不明ですが、
現在は何故か国立国会図書館の近代デジタルライブラリー読むことができます
私は、『コレクション・モダン都市文化 第34巻 遊廓と売春』に再録されてたのを、
図書館で借りて読みましたが。


橋本遊廓、いやここでは「八幡町遊廓」が登場するのは、コマ番号174。
何故「八幡町遊廓」と書かれるのかについては、記事の中でも妄想してますが、
他にも「川岸に絃歌のさんざめく邉りは實に別世界の感じがある」や
「附近に柳谷観世音」「松茸が名物」など、やや怪しい記述が散見できたりします。
現代でいえば、下請けライターのリサーチ不足な仕事っぽい感じというか。
いや、それとも昔は松茸、採れたのかな。柳谷観世音が近かったとは思えんけど。

この時点での橋本、「娼妓470名、芸妓30名」だったようですが、
ちょうどこの頃起こった恐慌の影響で、さらに娼妓は増え、芸妓は減るわけです。

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